ステンレス鋼管
異形伝熱管詳細
熱交換器のコンパクト化に対応
従来の平滑管に対し、2次加工を実施し、管外表面の増大(ローフィン加工)を可能にしました。
特に2次加工性の悪いステンレス鋼にて、この技術を確立しました。
■特長■
- 管表面形状を下表のように変化させることにより、伝熱管としての熱貫流特性が大きく向上します。
- 各種熱交換器の容量に対し、必要な伝熱管の延べ長さを短縮(最適条件下では、延べ長さが1/3~1/2、熱交換器熱全体の大きさを1/2程度にすることが可能です。)
- 使用流体に合わせた耐食性のあるステンレス鋼、高合金鋼により製作可能です。
- 一体成型品であり、耐久性および耐振動性が優れています。
ローフィンチューブ | |
特長 | 1本の管からフィンを転造によって連続的に成形し、 ベア管に比較して外表面積が倍増しています。 |
写真 | |
表面形状例 |
■用途■
原子力発電用湿分分離加熱器、軸受油冷却機など